金澤 健人(かなざわ たけひと、1979年1月12日 - )は、オリックス・バファローズに所属しているプロ野球選手(投手)。
来歴・人物
茨城県立磯原高校時代は目立った活躍はしなかったが、1997年にNTT東日本硬式野球部に入り、1998年の社会人野球日本選手権大会でリリーフとして登板し注目を浴びた。NTTグループの再編によりNTT関東の野球部がその年限りで廃部となったため、規定より1年早く1998年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名され入団。
阪神タイガース公式サイト等では「キンスケ」というニックネームで呼ばれていた。
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には中継ぎエースとして50試合に登板、5勝を挙げた。
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も36試合で防御率2点台と安定感を誇った。
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に右肘を故障したが翌に復帰、4月9日に2年ぶりの勝利を挙げた。6月9日に結婚。
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の開幕前、正田樹との交換トレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍した。日本ハムでの初勝利は、4月30日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦。
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終盤に先発に転向するも10月2日に北海道日本ハムファイターズから戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトには参加しなかったが、オリックス・バファローズの入団テストを受けて11月15日に合格内定、12月8日に楽天を戦力外になった高波文一と共に正式に発表され、12月15日に正式に契約した。背番号は50。
プレースタイル
- 140km/h後半のストレートと落差の大きいスライダーとシュートを武器にしている。
- 力でねじ伏せに行くタイプで、決め球に欠けることもあり、大量リードの時や敗戦処理ではしっかり抑えるが、接戦では打たれることが多い。
通算成績(2008年終了時)
記録
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1イニング4奪三振:2004年8月1日、 対読売ジャイアンツ21回戦(阪神甲子園球場)、2回表に記録。
- 小久保裕紀(振り逃げ)・二岡智宏・佐藤宏志・仁志敏久から(阪神の投手としては初)
投手記録
- 初登板:2001年8月28日、対読売ジャイアンツ23回戦(阪神甲子園球場)、8回表から救援登板・完了、打者:松井秀喜
- 初勝利:2002年4月4日、対横浜ベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、10回裏に救援登板
- 初セーブ:2002年6月1日、対ヤクルトスワローズ10回戦(千葉マリンスタジアム)
- 初先発・初先発勝利:2002年10月12日、対広島東洋カープ28回戦(広島市民球場)、5回1失点で勝利投手
打撃記録
- 初安打:2003年8月17日、対読売ジャイアンツ21回戦(東京ドーム)、久保裕也から
背番号
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20(1999年 - 2006年)
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28(2007年 - 2008年)
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50(2009年 - )
脚注
関連項目
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茨城県出身の人物一覧
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阪神タイガースの選手一覧
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北海道日本ハムファイターズの選手一覧
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オリックス・バファローズの選手一覧
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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