原田康子(はらだ やすこ、1928年1月12日 - )は東京都生まれ、北海道釧路市出身の作家。
高等女学校卒業後、釧路新聞に勤務。1949年に同人雑誌「北方文芸」に処女作『冬の雨』を発表し、以後も同誌を中心に短編・長編を発表。1954年「新潮」同人雑誌賞に『サビタの記憶』で応募、最終候補に残って伊藤整らの高い評価を得る。翌年から「北海文学」誌上に長編『挽歌』を連載。1956年に出版されると空前のベストセラーとなり、映画化されるなど大きな反響を呼んだ。『挽歌』と『蝋涙』(1999年)で女流文学賞、『海霧』(2002年)で第37回吉川英治文学賞を受賞した。
作品リスト
- 遠い森
- サビタの記憶
- 廃園
- 挽歌
- 病める丘
- 輪唱
- いたずら
- 殺人者
- 望郷
- 鳥のくる庭
- 素直な容疑者
- 北の林
- 風の砦
- 星の岬
- 虹
- 日曜日の白い雲
- 恋人たち
- イースターの卵
- 満月
- 聖母の鏡
- 蝋涙
- 海霧
はらたやすこ
はらたやすこ
はらたやすこ
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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