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トランスジェンダー・トランスセクシュアル

トランスジェンダー・トランスセクシュアル
性同一性障害

トランスジェンダー

トランスジェンダー
10月1日パリで行われたデモに参加したトランスジェンダー活動家]] のためのデモ]] のカミーユ・カブラル・パリ第17区・区議会議員]] ニューヨーク市ゲイ・プライド・パレードにて。]]のアクティヴィストのチーム、2005年6月25日]] ・PASTTのパフォーマンス2005年6月25日]] トランスジェンダー英語 Transgender)とは、ラテン語で「乗り越える」や「逆側に行く」を意味する「トランス」と、英語で「」を意味する「ジェンダー」の合成語である。和訳としては、「性別越境者」「性別移行者」等が考案されているが、まだ定訳と言えるものはない。

概要

性同一性障害を抱えている当事者が、自らのジェンダー・アイデンティティ(性自認)のあり方が精神疾患であるとの差別的ラベリングを忌避するために、1980年代末よりその当事者が自称として用い始めた用語である。(アメリカの女装家、ヴァージニア・プリンスによる造語とされる)。最広義においては、性同一性障害当事者に限らず、祝祭や芸能における一時的な性別越境も含めて、広く生れながらの性別を越境、超越する者すべてを指す。
以前は、性自認と体の性の不一致に悩んでいる状態 → TV(=トランスベスタイト。異性の服装を身につけることによって性別の違和感を緩和している状態) → TG(=トランスジェンダー。性ホルモン剤の投与で体つきを性自認の性別に近づけ異性装等を行う状態) → TS(トランスセクシュアルホルモン投与による体の変化でも悩みの解決がなされず、外科的手術により性器の外観を性自認の性器に近づけ性自認の性で生活する状態)という、体の性別移行の一過程を説明する言葉の一つであった(狭義のトランスジェンダー)。
しかし、今日では外科手術(=性別適合手術)まで望まない性同一性障害当事者の存在や、日本国の性同一性障害当事者に対する医療のインフラ整備が遅れていること等の為、このプロセス通り進まない人も大勢存在し、生れながらの性別と異なる性自認の性で生活をする場合、この人達全般を指してトランスジェンダーと呼称するに至っている(広義のトランスジェンダー)。
広義のトランスジェンダーの具体例には、Xジェンダーがある。これは両性・無性・中性等を性自認とし、時に性自認が入れ替わる、並行して男女の意識がある、心が部分的に違う性自認を持つ、どちらにも属さない等の状態により、男女どちらかに性を限定される事に違和感や苦痛を覚えるタイプの性同一性障害である。 このうち、中間的な性別(性自認)をもつ人や、社会的制度としての性別(ジェンダー)自体を否定する人は、「トランス」という接頭辞が、男性または女性という二元的な性別観を前提に、一方の性別から他方の性別への完全な移行を表すニュアンスをもつことから、ジェンダーベンダー(gender bender, 性別をねじ曲げる人)、ジェンダーブレンダー(gender blender, 性別を混合する人)、ジェンダークィア(genderqueer, 既存の性別の枠組みにあてはまらない、または流動的な人)と名乗る場合もある。

関連項目

  • 性同一性障害
  • ジェンダー研究
  • LGBT
  • シスジェンダー
  • メタジェンダー
  • クィア
  • トランスフォビア
  • ニューハーフ

参考文献

  • 渡辺恒夫著 『トランス・ジェンダーの文化』 勁草書房、1989年、ISBN 978-4326152216
  • 蔦森樹著 『男でもなく女でもなく』勁草書房 1993年、ISBN 978-4326651498
  • 松尾寿子著 『トランスジェンダリズム-性別の彼岸』 世織書房、1997年、ISBN 978-4906388530
  • 宮崎留美子著 『私はトランスジェンダー』 ねおらいふ、2000年、ISBN 978-4434006371
  • 米沢泉美編著 『トランスジェンダリズム宣言』 社会批評社、2004年、ISBN 4916117557
    • 日本におけるトランスジェンダー史に関する三橋順子の論文、「トランスジェンダー」の用語の起源に関する筒井真樹子の論文を収録。
  • 田中玲著『トランスジェンダー・フェミニズム』 インパクト出版会、2006年、ISBN 4755401569
  • ケイト・ボーンスタイン著 『隠されたジェンダー』(原題:Gender Outlaw) 新水社、2007年、ISBN 488385101X

外部リンク

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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